麦ライス
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⚫︎プロの正しい野菜出汁の作り方を知りたい
⚫︎最近栄養価に気を遣っている
⚫︎野菜の皮などを捨てるのが勿体ないと思っている
野菜出汁には様々な呼び名があり、ベジタブルブロス又はベジブロス又はブイヨンなどなど
僕は普段ベジスト(ベジタブルストック)と呼んでいるのでこの記事ではベジストでいきたいと思います。
ということで今回はベジストの作り方に加え美味しく作るコツや注意点などを踏まえて紹介したいと思います。
それでは早速作っていきましょう。
- 水(ヒタヒタ)
- 人参の皮
- 玉葱の芯
- キャベツの外葉(固い緑の部分
- キャベツの芯
- かぶの皮
ベジストに使用する野菜は様々なのですが今回は上記の物を使って作っていきます。
(これが一番癖がなく美味しいので)
野菜の皮や芯はこのように冷凍して溜めておけばしっかりしたベジストが出来上がるので捨てずに溜めておきましょう。

※野菜の皮には様々な物質が付着しているので皮を剥く前にしっかり野菜の表面を濯ぎ洗いしてから冷凍をしましょう。
冷凍しておいた野菜は冷凍焼けや冷凍庫の臭いが表面に付着しているので軽く濯ぎ洗いをする。


冷凍野菜は長くても2週間以内に使用しましょう。(めっちゃ冷凍庫臭くなるので)
洗ったらよく水気を切る。
野菜を洗い、水気を切ったら沸騰したお湯を用意しておく。

そして野菜を沸騰したお湯に入れる。

お湯の量は野菜がひたひたになるぐらい。
よくある作り方は水から茹でるのですが必ず沸騰したお湯に入れてください。
沸騰したお湯に野菜を入れる理由は下記リンクで紹介しています👇

そして野菜を入れると一度温度が下がるので再度沸騰させる。

沸騰させて少しすると真ん中に灰汁が集まって来るのでそれを一回だけ取り除いて捨てる。

灰汁を取り除いたら極弱火に落とす。

極弱火にしたらクッキングシートで落とし紙をして最低でも30分〜1時間30分放置する。

※煮込み時間が30分〜1時間30分という曖昧な時間の理由も下記リンクで紹介しています👇

30分経ったらザルなどで濾してベジストの完成。


更に色の澄んだベジストを作りたい場合はザルにキッチンペーパーを引いて漉す。

そうするとこんなに澄んだ色に出来上がる。

保存方法はしっかり冷ましてからフリーザバッグに移し薄く冷凍しておけば好きな時に好きな分だけパキッと割って使えるのでおすすめ。


以上がベジストの作り方です。
最後に注意点と活用方法を紹介します。
お子様の離乳食に水の代わりとして使用する場合は必ず使用する野菜一つ一つのアレルギーを事前に調べておくことと、嫌いな野菜を混ぜないようにしましょう。
(アレルギーは危険だし、嫌いな野菜を入れてしまうとベジスト自体が台無しになる可能性がある為)
【注意点②】
香り•苦味•エグ味の強い野菜や変色しやすい野菜は使い勝手がめちゃくちゃ悪くなるので入れないようにしてください。
例:玉ねぎの皮、大根、キノコ類、茄子、じゃがいも、セロリなど
逆におすすめなのは玉ねぎ、キャベツ、人参、かぶ(何を入れるとどうなるか分からない人はむしろこのおすすめ以外はやめておくのが無難)
ベジストは水の代わりに使えば甘味とコクが加わるので本当に便利です。
(僕はむしろベジスト用に皮ではなく野菜と水の分量を決めて煮込んで使用しまくってます)
おすすめな料理の使用例を書いておきます↓
離乳食、カレー、シチュー、パスタソース、トマトソース、スープ、煮物、味噌汁
とりあえず汁気のある物は全て使えます。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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